じぶん防犯

ベビーモニター2台使いガイド|双子・増設おすすめ3選

「双子が別々の部屋で寝ているから1台では見きれない」「上の子の部屋と赤ちゃんの寝室、両方を同時に見守りたい」そんな悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、増設対応のベビーモニターを選べば、1台の画面で複数の部屋を同時に見守れます。分割画面や自動切り替え機能を備えた製品なら、カメラを追加するだけで双子やきょうだいの見守りを効率化できます。

この記事では、防犯設備士の資格を持つ筆者が、2台使いに最適な増設対応モデル3選と、複数カメラ運用時の電波干渉リスクや設置のコツを解説します。

【結論】増設対応モニターなら1台の画面で複数部屋を同時監視できる

  • 増設対応モデルを選べばカメラ追加だけで2部屋以上を同時監視できる
  • 双子が同じ部屋なら広角カメラ1台で対応可能、別室なら2台が安心
  • 専用モニター型は電波干渉が少なくセキュリティも高い
  • 2台追加しても電気代は月額100〜200円程度

2台使いに対応したおすすめ製品の早見表です。

製品名最大接続台数分割表示通信方式価格帯(税込)
babysense HDS24台2分割FHSS 2.4GHz約19,000〜25,000円
トリビュート BM-LTL22台2分割FHSS 2.4GHz約16,000〜18,000円
Sense-U スマートベビーモニター5台アプリ切替Wi-Fi約15,000〜20,000円

※価格は2026年3月時点の参考価格です

ベビーモニター2台使いが必要な3つのケース

双子・きょうだい・2階建てなど、1台では死角が生じる家庭では2台使いが有効です。

双子・年子育児|同時に2人を見守る必要がある

双子や年子の場合、新生児期は同じ部屋で寝かせることが多いため1台で対応できます。しかし成長に伴い別室で寝かせるようになると、カメラの追加が必要になります。ベビーセンサーとの併用でSIDS対策を強化する場合も、部屋ごとにカメラがあると安心です。

リビング+寝室|部屋をまたいで見守りたい

「寝室で昼寝中の赤ちゃん」と「リビングで遊ぶ上の子」を同時に確認したいケースです。分割画面対応のモニターなら、1台の画面で2部屋を同時にチェックできます。

1階+2階|階層が異なる住宅での監視

2階建て住宅で階をまたいで見守る場合は、通信方式の選択が重要です。木造住宅ならFHSS方式の専用モニター型で問題なく通信できますが、鉄筋コンクリート造では電波が減衰しやすいため、事前の確認が必要です。

1台で2人を映す設置テクニック|2台買う前に試したい方法

2台目を購入する前に、まずは1台で対応できないか検討しましょう。

広角レンズと首振り機能の活用

広角レンズ(110°以上)搭載のカメラを部屋の角に設置すると、部屋全体をカバーできます。首振り(パン・チルト)機能付きなら、スマホやモニターからカメラの向きを遠隔操作して死角を減らせます。

カメラ位置の最適化

ベビーベッド2台を並べて配置し、カメラを高い位置(1.5m以上)から見下ろす角度で設置すると、1台で2人を同時に映せます。ただし距離が離れると表情が見えにくくなるため、顔の表情まで確認したい場合は2台使いが確実です。

1台では限界があるケースの判断基準

次のいずれかに該当する場合は、2台使いを検討しましょう。

  • 2人が別々の部屋で過ごす時間がある
  • 部屋の形状がL字型や仕切りがある
  • 1台のカメラでは表情が確認できない距離になる

カメラ増設対応のおすすめベビーモニター3選

babysense HDS2|分割画面&最大4台接続の定番

最大4台のカメラを接続でき、2分割画面で同時表示が可能です。FHSS方式でインターネットに接続しないため、ハッキングリスクがありません。追加カメラは約6,000〜8,000円で購入でき、ボタン操作だけでペアリングが完了します。5インチの大画面モニターで視認性も良好です。

トリビュート BM-LTL2|2台セットでコスパ良好

カメラ2台+モニター1台のセットで約16,000円と、2台使いを前提にした場合のコストパフォーマンスが高い製品です。FHSS方式でセキュリティも安心。2分割画面と自動切り替え表示に対応しています。日本メーカーのサポートが受けられる点も安心材料です。

Sense-U スマートベビーモニター|最大5台・アプリ連携

Wi-Fi接続のスマホ連動型で、最大5台までカメラを追加できます。外出先からもスマホで確認できるのが最大の強みです。ただしWi-Fi型のため、セキュリティ対策(パスワード変更・ファームウェア更新)は必須です。

カメラ追加(増設)の方法と手順

増設対応モデルのカメラ追加は、以下の3ステップで完了します。

ステップ作業内容所要時間
1. 追加カメラの購入同一メーカーの追加カメラ(別売)を購入
2. ペアリングモニター側の「カメラ追加」ボタン → カメラの電源ON → 自動接続約1〜3分
3. 表示設定分割画面 or 自動切り替えを選択約1分

異なるメーカーのカメラは接続できません。必ず同じメーカー・対応機種の追加カメラを購入してください。

防犯設備士が解説|2台使いの注意点とセキュリティ

電波干渉のリスクと対策

2台以上のカメラを同時に使う場合、2.4GHz帯の電波混雑に注意が必要です。Wi-Fiルーター・電子レンジ・Bluetooth機器が同じ帯域を使用するため、映像が途切れたりノイズが入ることがあります。

電波干渉を減らすポイントは以下の通りです。

  • Wi-Fiルーターの5GHz帯を活用し、ベビーモニターと帯域を分ける
  • 電子レンジの近くにカメラやモニターを設置しない
  • FHSS方式の専用モニター型は周波数ホッピングで干渉に強い

Wi-Fi型と専用モニター型のセキュリティ比較

複数台運用時はセキュリティの違いがより重要になります。

比較項目専用モニター型(FHSS/DECT)Wi-Fi型(アプリ連動)
外部ハッキングリスクなし(閉域通信)あり(対策必須)
複数台での攻撃面変わらないカメラ数に比例して拡大
通信安定性高い(干渉に強い)ネットワーク環境に依存
外出先からの確認不可可能

セキュリティを最優先するなら専用モニター型がおすすめです。Wi-Fi型を選ぶ場合は、カメラごとに異なるパスワードを設定し、ファームウェアの定期更新を徹底しましょう。

複数カメラ運用時の電気代

カメラの消費電力と月額電気代の目安です。

カメラ台数消費電力(合計)月額電気代(目安)
1台5〜10W約50〜100円
2台10〜20W約100〜200円
3台15〜30W約150〜300円

※電気代は1kWhあたり31円で計算(2026年3月時点)

2台使いのコスト試算|購入とレンタルの比較

2台使いの導入コストを比較します。

導入方法初期費用6ヶ月コスト12ヶ月コスト
2台セット購入(トリビュート)約16,000円16,000円16,000円
1台購入+追加カメラ(HDS2)約25,000円25,000円25,000円
レンタル2台(月額)0円約18,000〜24,000円約36,000〜48,000円

6ヶ月以上使うなら購入がお得です。レンタルと購入の詳しい費用比較も参考にしてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. ベビーモニターのカメラは何台まで増設できますか?

製品により異なります。babysense HDS2は最大4台、Sense-Uスマートベビーモニターは最大5台まで接続可能です。増設時は同じメーカーの追加カメラ(別売)を購入し、ボタン操作でペアリングします。

Q2. 双子にベビーモニターは2台必要ですか?

同じ部屋で寝かせるなら、広角カメラ1台で2人同時に映せます。ただし別室で寝かせる場合や、成長して別々の部屋を使うようになったら、増設対応モデルでカメラを追加するのが安心です。

Q3. 異なるメーカーのカメラを混ぜて使えますか?

基本的にできません。専用モニター型は同一メーカーの追加カメラのみ対応しています。Wi-Fiアプリ型の場合はアプリ上で複数メーカーのカメラを並列管理できるケースもありますが、操作が煩雑になるため非推奨です。

Q4. 2台のカメラを別の階に置いても電波は届きますか?

専用モニター型(FHSS・DECT方式)は見通し200〜300mの通信距離がありますが、壁や床を挟むと大幅に減衰します。木造住宅なら問題ないケースが多いですが、鉄筋コンクリート造の場合は事前に電波状況を確認してください。

Q5. カメラ2台使いだと電気代はいくら増えますか?

カメラ1台あたりの消費電力は5〜10W程度で、月額約50〜100円です。2台追加しても月額100〜200円程度の増加に収まります。待機電力も少ないため、電気代を理由に2台使いを諦める必要はありません。

まとめ|双子・きょうだい育児は「増設対応モニター」を選べば安心

  • 双子が同じ部屋なら広角カメラ1台、別室なら増設対応モデルで2台使い
  • babysense HDS2・トリビュート BM-LTL2・Sense-Uが増設対応の定番3機種
  • セキュリティ重視なら専用モニター型(FHSS/DECT方式)を選ぶ
  • 6ヶ月以上使うなら購入がコスパ良好

ベビーモニターの2台使いは、増設対応モデルを最初に選んでおけば、必要なタイミングでカメラを追加するだけで済みます。ベビーモニターの選び方・全機種比較で1台目の選定を、ベビーモニターはいつまで必要?で使用期間の目安も確認して、最適な見守り環境を整えましょう。

防犯についてもっと詳しく知りたい方は、「じぶん防犯」トップページもあわせてご覧ください。

この記事を書いた人
防犯設備士(公益社団法人 日本防犯設備協会認定)

防犯設備士として10年以上のセキュリティ業界経験を持つ。住宅・店舗・施設の防犯カメラ設置や防犯診断の現場経験をもとに、専門知識を一般の方にもわかりやすく発信している。

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