じぶん防犯

SAGICHECK・偽サイト判定ツールの使い方ガイド|無料で安全性をチェック【2026年版】

「このサイト、本物かな?」——ネット通販で初めてのサイトから購入する前に、そのサイトが安全かどうかを無料でチェックできるツールがあることをご存知ですか。URLを入力するだけで偽サイト・詐欺サイトかどうかを判定してくれる便利なツールが、複数提供されています。

この記事では、防犯設備士の監修のもと、SAGICHECK(サギチェック)をはじめとする6つの偽サイト判定ツールの使い方を解説します。各ツールの比較表やChrome拡張機能の導入方法、スマホでの使い方まで網羅していますので、ぜひブックマークしてご活用ください。

【結論】おすすめ偽サイトチェックツール比較表

まず、主要な偽サイト判定ツールを比較表で確認してください。

ツール名提供元日本語対応スマホ対応拡張機能料金おすすめ度
SAGICHECKJC3(日本)Chrome無料★★★★★
ScamAdviserScamAdviser BV(オランダ)△(英語中心)Chrome無料★★★★☆
Google透明性レポートGoogle無料★★★★☆
SecURLSecURL(日本)無料★★★☆☆
gredでチェックセキュアブレイン(日本)無料★★★☆☆
詐欺サイトチェッカーmiyabull(日本)無料★★★☆☆

目的別おすすめツールの選び方

迷ったら、以下の基準で選んでください。

  • 日本の通販サイトをチェックしたい → SAGICHECK(国内詐欺サイトのデータベースが充実)
  • 海外サイトの安全性を確認したい → ScamAdviser(世界中のサイトを数値評価)
  • URLの安全性をサクッと確認したい → Google透明性レポート(シンプルで高速)
  • 普段から自動的にチェックしたい → SAGICHECK Chrome拡張機能を導入
  • スマホで手軽にチェックしたい → LINEの「ウイルスバスター チェック!」

偽サイト判定ツールとは?なぜ必要なのか

偽サイト判定ツールとは、URLを入力するだけでそのサイトが偽サイト・詐欺サイトかどうかを自動判定してくれる無料のオンラインサービスです。

偽サイト判定ツールの仕組み

偽サイト判定ツールは、主に以下の方法でサイトの安全性を判定しています。

判定方法説明
ブラックリスト照合既知の詐欺サイトURLのデータベースと照合
AI・機械学習分析サイトの特徴(ドメイン年齢・SSL証明書・コンテンツ等)をAIで分析
Whois情報の確認ドメイン所有者の情報(登録日・登録者・所在国)を確認
ユーザー報告の蓄積他のユーザーからの通報・評価を集計

これらの方法を組み合わせることで、サイトの安全性を総合的に評価しています。

チェックツールの限界と注意点

偽サイト判定ツールは非常に便利ですが、100%の精度を保証するものではないことを理解しておいてください。

以下のようなケースでは正しく判定できない場合があります。

  • 新しく作成されたばかりの偽サイト:データベースに未登録のため検出できない
  • 正規サイトの改ざん:正規サイトがハッキングされ偽ページが埋め込まれた場合
  • 類似ドメインの偽サイト:正規ドメインに似た新規ドメインで作成された直後

ツールの判定結果はあくまで「参考情報」として活用し、偽ショッピングサイトの見分け方(10のチェックリスト)と組み合わせて総合的に判断してください。

SAGICHECK(サギチェック)の使い方【画面付き解説】

SAGICHECKは、日本の偽サイト対策で最もおすすめのツールです。

SAGICHECKとは(JC3提供・警察庁推奨)

SAGICHECK(サギチェック)は、一般財団法人 日本サイバー犯罪対策センター(JC3)が提供する無料の偽サイト判定ツールです。警察庁や都道府県警察からも利用が推奨されています。

JC3は警察庁・金融機関・セキュリティ企業が連携して設立した組織であり、国内の詐欺サイトに関するデータベースが最も充実しています。

※出典:JC3 - SAGICHECK(サギチェック)

PC版SAGICHECKの操作手順(4ステップ)

SAGICHECKの使い方は非常にシンプルです。以下の4ステップで完了します。

ステップ1:SAGICHECKにアクセスする

ブラウザで https://sagicheck.jp にアクセスしてください。

ステップ2:チェックしたいURLをコピーする

調べたいサイトのアドレスバーのURLを選択し、コピー(Ctrl+C / Command+C)してください。

ステップ3:URLを入力フォームに貼り付ける

SAGICHECKのページ中央にあるURL入力フォームに、コピーしたURLを貼り付け(Ctrl+V / Command+V)ます。

ステップ4:「チェック」ボタンをクリックする

「チェック」ボタンをクリックすると、数秒で判定結果が表示されます。

スマホ版SAGICHECKの使い方

スマホでもSAGICHECKは同じように使えます。

  1. チェックしたいサイトのURLを長押しでコピーする(アドレスバーをタップ→全選択→コピー)
  2. ブラウザで https://sagicheck.jp にアクセスする
  3. 入力フォームを長押し→ペーストでURLを貼り付ける
  4. 「チェック」ボタンをタップする

判定結果の読み方(安全・警戒・危険の基準)

SAGICHECKの判定結果は、以下の3段階で表示されます。

判定意味推奨アクション
安全(緑)データベースに詐欺情報なし他のチェックポイントも確認した上で利用
警戒(黄)不審な要素あり・注意が必要利用を控え、他のツールでも確認する
危険(赤)詐欺サイトとして報告あり絶対に利用しない。個人情報を入力しない

「安全」と表示された場合でも、新しい偽サイトがデータベースに未登録の可能性があります。「安全=100%問題なし」ではないことに留意してください。

ScamAdviser(スキャムアドバイザー)の使い方

ScamAdviserは、海外サイトの安全性確認に特に有効なツールです。

ScamAdviserとは(世界300万人以上が利用)

ScamAdviser(スキャムアドバイザー)は、オランダのScamAdviser BVが運営する国際的なサイト信頼性評価ツールです。世界300万人以上が利用しており、サイトの信頼度を0〜100のスコアで数値化してくれます。

操作手順と信頼スコアの見方

操作手順

  1. https://www.scamadviser.com にアクセスする
  2. 検索フォームにチェックしたいURLを入力する
  3. 検索ボタンをクリックすると、信頼スコアと詳細分析が表示される

信頼スコアの読み方

スコア評価意味
80〜100高い信頼性信頼できるサイトの可能性が高い
60〜79やや信頼できる注意しつつ利用可能
40〜59注意が必要追加の確認を推奨
0〜39信頼性が低い利用を控えることを強く推奨

ScamAdviserはドメインの登録年数、SSL証明書の有無、サーバーの所在地、ユーザーレビューなどを総合的に分析してスコアを算出しています。

SAGICHECKとの違い・使い分け

SAGICHECKとScamAdviserの使い分けを以下にまとめます。

比較項目SAGICHECKScamAdviser
提供元JC3(日本)ScamAdviser BV(オランダ)
得意な領域日本国内の偽サイト世界中のサイト
判定方式ブラックリスト照合AI分析+ユーザー報告
判定結果3段階(安全/警戒/危険)0〜100の数値スコア
日本語対応完全対応一部対応(英語中心)
Chrome拡張機能ありあり

おすすめの使い分け:まずSAGICHECKで判定し、判定結果が「安全」でも不安な場合はScamAdviserでダブルチェックするのが最も確実です。

その他の無料チェックツール

SAGICHECK・ScamAdviser以外にも、無料で使えるチェックツールがあります。

Google透明性レポート(セーフブラウジング)の活用方法

Googleが提供する透明性レポートでは、URLを入力するだけでGoogleのセーフブラウジングデータベースとの照合結果を確認できます。

使い方

  1. Google透明性レポート(セーフブラウジング)にアクセスする
  2. 「サイトのステータスを確認」の入力フォームにURLを入力する
  3. 「検索」ボタンをクリックして結果を確認する

Googleのデータベースは世界最大規模であり、フィッシングサイトやマルウェア配布サイトの検出に特に強みがあります。

SecURL(セキュアール)の使い方

SecURLは、日本発の無料URLチェックツールです。URLを入力すると、アクセスせずにサイトの安全性を確認し、スクリーンショットを表示してくれます。

特徴

  • 実際にアクセスせずにサイトの見た目を確認できる(安全にプレビュー)
  • マルウェアの有無もチェック
  • 日本語完全対応

「怪しいサイトにアクセスすること自体が不安」という方に特におすすめです。

gredでチェックの使い方

gredでチェックは、セキュアブレイン社が提供する無料のWebセキュリティチェックサービスです。

使い方

  1. https://check.gred.jp/ にアクセスする
  2. 入力フォームにURLを入力する
  3. 「CHECK」ボタンをクリック

gredはフィッシングサイトやワンクリック詐欺サイトの検出に特化しており、検出時には具体的な脅威の種類も表示してくれます。

詐欺サイトチェッカーの使い方

詐欺サイトチェッカーは、日本の開発者が提供する偽サイト判定ツールです。AIを活用してサイトの信頼性を分析します。

使い方

  1. https://checker.miyabull.jp/ にアクセスする
  2. URLを入力して「チェック」をクリック
  3. 判定結果と分析理由が表示される

他のツールとは異なるアルゴリズムで判定するため、ダブルチェック用のツールとして活用できます。

ブラウザ拡張機能で自動チェックする方法

毎回URLをコピー&ペーストしてチェックするのは手間がかかります。ブラウザ拡張機能を導入すれば、危険なサイトにアクセスした際に自動的に警告を表示してくれます。

SAGICHECK Chrome拡張機能のインストール手順

SAGICHECKのChrome拡張機能を導入すると、偽サイトにアクセスした際に自動で警告画面が表示されます。

インストール手順

  1. Google Chromeで Chrome ウェブストア にアクセスする
  2. 検索バーに「SAGICHECK」と入力して検索する
  3. 「SAGICHECK」の拡張機能を見つけたら「Chromeに追加」をクリック
  4. 「拡張機能を追加」をクリックして完了

インストール後は特に操作は必要ありません。偽サイト・詐欺サイトにアクセスすると、自動的に警告画面が表示されます。

Googleセーフブラウジングの保護レベル設定

Google Chromeには「セーフブラウジング」機能が標準搭載されています。保護レベルを「保護強化機能」に設定すると、より多くの危険なサイトを検出できます。

設定手順(Chrome)

  1. Chromeの「設定」を開く
  2. 「プライバシーとセキュリティ」→「セキュリティ」を選択
  3. 「セーフブラウジング」で「保護強化機能」を選択

※出典:Google - セーフブラウジングの保護レベル

その他のセキュリティ拡張機能

SAGICHECK以外にも、以下のセキュリティ拡張機能が利用可能です。

拡張機能提供元特徴
ScamAdviser拡張機能ScamAdviserアクセス中のサイトの信頼スコアを自動表示
ノートン セーフウェブNortonLifeLock検索結果にサイトの安全性アイコンを表示
ウイルスバスター for Webトレンドマイクロ不正サイトへのアクセスを自動ブロック

セキュリティソフトのWebフィルタリング機能

すでにセキュリティソフトを導入している方は、Webフィルタリング機能を有効にするだけで偽サイト対策ができます。

ウイルスバスターのWeb脅威対策

トレンドマイクロの「ウイルスバスター」には、危険なWebサイトへのアクセスを自動的にブロックする「Web脅威対策」機能が搭載されています。フィッシングサイト・偽サイト・マルウェア配布サイトへのアクセスを検知すると、警告画面が表示されます。

ノートンのセーフウェブ

NortonLifeLockの「ノートン」シリーズには、「セーフウェブ」機能が搭載されています。ブラウザの検索結果に各サイトの安全性アイコン(緑=安全、黄=注意、赤=危険)が表示されるため、アクセスする前に安全性を確認できます。

LINEで使える「ウイルスバスター チェック!」

スマホで最も手軽に使える方法として、トレンドマイクロの「ウイルスバスター チェック!」LINE公式アカウントがあります。

使い方

  1. LINEで「ウイルスバスター チェック!」を検索し、友だち追加する
  2. トーク画面にチェックしたいURLを送信する
  3. 自動的に安全性の判定結果が返信される

LINEのトーク画面で操作が完結するため、高齢者やスマホ操作に慣れていない方にもおすすめの方法です。家族のLINEに追加してあげるのもよいでしょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. SAGICHECKとは何ですか?無料で使えますか?

SAGICHECKは、日本サイバー犯罪対策センター(JC3)が提供する無料の偽サイト判定ツールです。チェックしたいサイトのURLを入力するだけで、そのサイトが偽サイト・詐欺サイトかどうかを判定してくれます。利用登録は不要で、誰でも無料で使えます。

Q2. SAGICHECKの判定は100%正確ですか?

SAGICHECKは非常に有用なツールですが、100%の精度を保証するものではありません。新しく作成されたばかりの偽サイトがデータベースに未登録の場合は検出できない可能性があります。ツールの判定は参考情報として活用し、偽ショッピングサイトの10のチェックリストと組み合わせて総合的に判断してください。

Q3. スマホで偽サイトをチェックする方法はありますか?

はい、SAGICHECK・ScamAdviser・Google透明性レポートはスマホのブラウザからも利用可能です。チェックしたいサイトのURLを長押しでコピーし、各ツールのサイトに貼り付けて判定できます。また、LINEの「ウイルスバスター チェック!」を友だち追加すれば、トーク画面でURLを送信するだけでチェックできます。

Q4. ScamAdviserとSAGICHECKの違いは何ですか?

SAGICHECKは日本のJC3が提供する日本語特化のツールで、国内の詐欺サイトデータベースに強みがあります。ScamAdviserはオランダの企業が運営する国際的なツールで、世界中のサイトの信頼スコアを0〜100で数値化します。日本の偽通販サイトにはSAGICHECK、海外サイトにはScamAdviserがおすすめです。

Q5. Chrome拡張機能で詐欺サイトを自動ブロックできますか?

はい、SAGICHECK Chrome拡張機能をインストールすると、偽サイト・詐欺サイトにアクセスした際に自動的に警告画面が表示されます。URLを手動で入力してチェックする手間が省けるため、普段使いのブラウザに導入しておくことをおすすめします。

Q6. 偽サイトチェックツールで「安全」と表示されたのに詐欺でした。なぜですか?

チェックツールはブラックリストやAI分析に基づいて判定しています。新しく作成されたばかりの偽サイトはデータベースに未登録のため「安全」と判定される場合があります。ツールの判定はあくまで参考情報です。URL・価格・特商法表記など複数のチェックポイントと組み合わせて総合的に判断してください。

Q7. LINEで偽サイトをチェックする方法はありますか?

トレンドマイクロが提供する「ウイルスバスター チェック!」というLINE公式アカウントを友だち追加すると、トーク画面にURLを送信するだけで安全性をチェックできます。スマホ操作に慣れていない方や高齢者にもおすすめです。

まとめ

偽サイト判定ツールは、ネット通販で被害に遭わないための強力な味方です。URLを入力するだけで安全性をチェックできるため、「怪しいかも?」と思ったときにはぜひ活用してください。

  • 日本の通販サイトをチェックするなら、まずSAGICHECK(sagicheck.jp)
  • 海外サイトの安全性確認にはScamAdviser(scamadviser.com)
  • SAGICHECK Chrome拡張機能を導入すれば、偽サイトアクセス時に自動警告
  • スマホで手軽にチェックしたいなら、LINEの「ウイルスバスター チェック!」
  • ツールの判定は100%ではない。偽サイトの見分け方(10のチェックリスト)と組み合わせて総合判断
  • 偽サイトに個人情報を入力してしまった場合は「緊急対処法」を確認

「安全性に少しでも不安を感じたら、まずチェックツールで確認する」——この習慣を身につけるだけで、偽サイトの被害を大幅に減らすことができます。SNS広告詐欺の見分け方フィッシングメール・SMS詐欺の見分け方も併せてご確認ください。その他の防犯情報は「じぶん防犯」トップページからご覧いただけます。

この記事を書いた人
防犯設備士(公益社団法人 日本防犯設備協会認定)

防犯設備士として10年以上のセキュリティ業界経験を持つ。住宅・店舗・施設の防犯カメラ設置や防犯診断の現場経験をもとに、専門知識を一般の方にもわかりやすく発信している。

プロフィール詳細 →