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カメラ付きセンサーライトおすすめ6選|1台2役の選び方を防犯のプロが解説

作成日: 2026-03-11更新日: 2026-03-11筆者: 防犯設備士 守(まもる)

「防犯カメラとセンサーライトを両方つけたいけど、2台設置するのは大変…」——そんな悩みを解決するのが、カメラ付きセンサーライトです。

1台で「照明による威嚇」と「カメラによる録画」の2つの防犯機能を同時に実現できるため、設置の手間・コスト・スペースを大幅に削減できます。Ring・SwitchBot・DXアンテナなど多くのメーカーが参入し、2026年現在は選択肢が豊富に揃っています。

本記事では、防犯設備士の筆者がカメラ付きセンサーライトの選び方6つのポイントと用途別おすすめ6選を解説します。一体型と別々設置の比較判断から、フラッドライトカメラの解説、プライバシー配慮まで網羅した内容です。

【結論】用途別おすすめカメラ付きセンサーライト早見表

まず用途別のおすすめタイプをまとめます。

用途おすすめタイプ解像度価格帯特徴
玄関・アプローチフラッドライトカメラ300〜400万画素20,000〜40,000円広範囲照射+高画質、アプリ連携
駐車場・ガレージスポットライト+カメラ200〜400万画素10,000〜25,000円集光型で車両周囲を照射
庭・裏庭(電源なし)ソーラー式一体型200〜300万画素5,000〜15,000円配線不要、設置場所を選ばない
コスパ重視の初導入電球ソケット型200万画素3,000〜8,000円既存のE26ソケットに取り付け

一体型 vs 別々設置|どちらを選ぶべき?

以下の判断フローで選んでください。

  • 一体型がおすすめ: 設置場所が1〜2箇所、配線を最小限にしたい、スマホで手軽に確認したい
  • 別々設置がおすすめ: カメラの画質を最優先したい、カメラとライトで照らす方向が異なる、既に防犯カメラを持っている
  • 迷ったら一体型から: 初めての防犯対策なら一体型でスタートし、必要に応じて後から追加するのが合理的

カメラ付きセンサーライトとは?一体型のメリット・デメリット

カメラ付きセンサーライトは、LEDライトと防犯カメラを1つの筐体に統合した防犯デバイスです。人感センサーが人の動きを検知すると、ライトが点灯して威嚇すると同時に、カメラが映像を記録します。

一体型の3つのメリット

  1. 省スペース・省配線: カメラとライトを1箇所にまとめるため、壁のビス穴や配線が半分で済む
  2. 夜間カラー撮影が可能: ライトが照らした状態で撮影するため、赤外線カメラでは不可能なカラー映像を夜間に記録できる
  3. コスト削減: 防犯カメラ(15,000〜30,000円)+センサーライト(3,000〜8,000円)を別々に買うより安くなるケースが多い

一体型の3つのデメリット

  1. カメラの画角がライトの照射方向に固定: ライトとカメラの向きが同じため、照射範囲外は撮影できない
  2. 故障時に照明・録画が同時停止: 本体の故障でライトとカメラが両方使えなくなるリスク(センサーライトのトラブル解決ガイドも参考に)
  3. カメラの存在がバレやすい: ライトが目立つ位置にあるため、カメラの設置場所も特定されやすい

別々に設置する場合との比較表

比較項目一体型別々設置
画質○(200〜400万画素)◎(専用カメラで800万画素以上も)
照射範囲○(一体の方向のみ)◎(カメラとライトを別方向に設置可)
設置コスト◎(1台で完結)△(2台分の費用+配線)
設置の手軽さ◎(1箇所に固定)△(2箇所の設置作業)
夜間映像◎(LEDでカラー撮影)○(カメラ側の赤外線に依存)
故障リスク△(全機能停止の可能性)◎(片方が壊れても一方は稼働)

カメラ付きセンサーライトの選び方6つのポイント

ポイント①:解像度|200万画素以上が必須

防犯カメラとして機能するために、最低200万画素(1080p)以上の解像度が必要です。顔やナンバープレートを明確に識別するには400万画素(2K)以上が理想です。

解像度画素数識別可能な範囲
HD(720p)100万画素人の輪郭のみ(防犯には不十分)
フルHD(1080p)200万画素顔の特徴、服装の色
2K(1296p〜1440p)300〜400万画素顔の細部、ナンバープレート
4K(2160p)800万画素遠距離でも鮮明な識別

AI人体検知機能を搭載したモデルなら、人・動物・車両を自動で区別し、不要な通知を減らせます。

ポイント②:録画方式(SDカード/クラウド/NVR)

映像の保存方法は3つあります。

録画方式メリットデメリット月額費用
SDカード月額無料、設置が簡単カード故障で映像喪失、容量に限界0円
クラウド録画カメラ破壊されても映像が残る月額費用が必要300〜1,500円
NVR(録画機)大容量・高画質で長期保存初期費用が高い、設置スペース必要0円(機器代別途)

家庭用ではSDカード+クラウド録画の併用が最も安心です。防犯カメラ用SDカードの選び方も参考にしてください。

ポイント③:ライトの明るさと照射範囲

カメラ付きモデルのライト性能はセンサーライト専用機より控えめな場合が多いです。防犯照明としても十分な効果を出すには1,000lm以上を目安にしてください。

フラッドライトカメラは2,000〜3,000lmの高輝度モデルが多く、駐車場や広い庭にも対応できます。スポットライト型やソーラー式は300〜800lm程度が主流で、玄関や通路向けです。

ポイント④:アプリ連携・スマートホーム対応

2026年現在、主要メーカーの対応状況は以下のとおりです。

メーカー専用アプリAlexaGoogle HomeApple HomeKit
RingRing アプリ××
SwitchBotSwitchBot アプリ
Google NestGoogle Home×
DXアンテナWTW アプリ×××

スマホへのプッシュ通知とリアルタイムの映像確認は、外出時の安心感に直結します。AlexaやGoogle Homeとの連携があれば、音声でライトのON/OFFやカメラ映像の表示も可能です。

ポイント⑤:電源方式

電源方式設置場所メリットデメリット
AC100V(有線)コンセント近く安定動作、充電不要配線工事が必要な場合あり
ソーラー+バッテリー電源がない場所配線不要、電気代ゼロ日照不足で録画停止のリスク
バッテリー(充電式)どこでも設置可設置自由度が最高充電の手間(2〜3ヶ月ごと)

高画質モデルやクラウド録画を常時使用する場合は、安定した電力供給が可能なAC100V式が最適です。電源がない場所にはソーラー式のセンサーライトも検討してください。電源タイプ別のランニングコストは「センサーライトの電気代・ランニングコスト比較」で詳しく解説しています。

ポイント⑥:防水性能|IP65以上を推奨

屋外設置のカメラ付きセンサーライトは、雨風に直接さらされます。IP65以上の防水防塵性能があれば、台風や豪雨にも耐えられます。IP44以下のモデルは軒下など雨が直接当たらない場所に限定して使用してください。

カメラ付きセンサーライトの種類|フラッドライトカメラとは?

カメラ付きセンサーライトは大きく4種類に分かれます。

フラッドライトカメラ(広範囲照射型)

「フラッドライト」とは広範囲を照らす投光器のことです。2,000〜3,000lmの高輝度LEDを2灯搭載し、駐車場2台分程度の広さを一気に照らせるのが特徴です。Ring Floodlight CamやGoogle Nest Cam with Floodlightが代表製品で、アプリ連携・AI検知・双方向通話に対応するハイエンドモデルが中心です。

スポットライト+カメラ型

集光型のスポットライトとカメラを組み合わせたコンパクトモデルです。玄関や通路など狭い範囲をピンポイントで照らしたい場所に向いています。フラッドライト型より価格が手頃(10,000〜25,000円)で、設置も軽量な分簡単です。

ソーラー式カメラ+ライト一体型

電源がない場所に設置できるソーラー充電タイプです。配線工事が完全に不要なため、庭や裏庭、離れた物置の横など、コンセントから遠い場所の防犯に最適です。日照条件による充電不足には注意が必要です。

電球ソケット型(後付けカメラ)

既存のE26電球ソケットにねじ込むだけで設置できる手軽さが最大のメリットです。玄関や駐車場の既設照明をカメラ付きセンサーライトに変換できます。価格も3,000〜8,000円と手頃で、初めての導入に最適です。

防犯のプロが選ぶカメラ付きセンサーライトおすすめ6選

用途別に3カテゴリ・各2機種を厳選しました。

【フラッドライト型】高画質+広範囲照射のハイエンドモデル2選

玄関・駐車場に設置する本格的な防犯対策として最適なモデルです。

選定基準: 300万画素以上・2,000lm以上・アプリ連携対応・IP65以上

【ソーラー式】配線不要で手軽に導入できるモデル2選

電源がない庭・裏庭・物置周りに設置したい方におすすめです。

選定基準: 200万画素以上・ソーラー充電・IP65以上・SDカード録画対応

【コスパ重視】1万円以下で始められるモデル2選

「まずは試してみたい」方に向けた、導入ハードルの低いモデルです。

選定基準: 200万画素以上・10,000円以下・アプリ対応・工事不要

6機種一覧比較表

Noタイプ解像度ライト明るさ録画方式電源価格帯
1フラッドライト400万画素3,000lmSD+クラウドAC100V30,000〜40,000円
2フラッドライト300万画素2,000lmSD+クラウドAC100V20,000〜28,000円
3ソーラー式300万画素500lmSDソーラー10,000〜15,000円
4ソーラー式200万画素300lmSDソーラー5,000〜8,000円
5電球ソケット型200万画素800lmSD+クラウドE26ソケット5,000〜8,000円
6スポットライト型200万画素600lmSDバッテリー6,000〜10,000円

※価格は2026年3月時点の参考価格です。

設置時の注意点|撮影範囲とプライバシー配慮

カメラ付きセンサーライトは「映像を記録する」機器であるため、プライバシーへの配慮が不可欠です。

隣家・道路の映り込みを避ける撮影範囲の調整方法

カメラの撮影範囲が隣家の敷地や公道の歩行者に向いていると、プライバシーの問題になります。設置時に以下の調整を行いましょう。

  • カメラの角度: 自分の敷地内だけが映る角度に調整する
  • プライバシーマスク: アプリの設定で隣家の窓や公道部分を黒塗り(マスキング)する
  • 検知エリアの限定: 人感センサーの検知範囲を敷地内に絞る

「防犯カメラ作動中」表示の設置

法律上の義務ではありませんが、「防犯カメラ作動中」のステッカーを見える場所に掲示することを強くおすすめします。ステッカーの表示自体が侵入犯への抑止力になるほか、近隣住民への配慮にもなります。防犯ステッカーの効果と選び方も参考にしてください。

マンション・集合住宅での設置ルール

マンションのベランダや玄関前は共用部分にあたるため、管理組合の許可が必要です。カメラの撮影範囲が共用廊下や隣室に及ぶ場合はトラブルの原因になるため、事前に管理規約を確認しましょう。

カメラ映像の保存方法と確認手順

SDカード録画:容量の選び方

カメラ付きセンサーライトの多くはmicroSDカードに対応しています。200万画素の場合、128GBで約7〜14日分の録画が可能です(動体検知録画時)。SDカードの選び方ガイドで詳しく解説しています。

クラウド録画:月額費用と主要サービス比較

クラウド録画はカメラが破壊されても映像がサーバーに残るため、証拠保全の観点で最も安全です。

サービス月額費用保存期間対応メーカー
Ring Protect350円〜30日〜Ring
Google Nest Aware630円〜30日〜Google Nest
SwitchBot クラウド298円〜30日〜SwitchBot

クラウド録画対応カメラのおすすめも参考にしてください。

スマホアプリでのリアルタイム確認方法

ほとんどのカメラ付きセンサーライトは専用アプリでリアルタイム映像を確認できます。人感センサーが反応するとスマホにプッシュ通知が届き、その場で映像を確認→双方向通話で声かけ、という流れで外出先からも対応可能です。

よくある質問(FAQ)

Q1. 防犯カメラとセンサーライトはどちらが良いですか?

どちらか一方ではなく併用が最も効果的です。カメラ付きセンサーライトなら1台で照明と録画の両方を実現でき、設置の手間とコストを削減できます。ライトで威嚇し、カメラで証拠を残す「二重の抑止力」が防犯の4原則に沿った対策です。

Q2. カメラ付きセンサーライトは一般家庭でも設置できますか?

はい、一般家庭でも簡単に設置できます。ソーラー式やバッテリー式なら配線工事が不要で、ビス止めや両面テープで取り付け可能です。電球ソケット型なら既存の照明器具に差し込むだけです。

Q3. 夜間でもカラー映像で撮影できますか?

LEDライト付きのカメラ一体型なら、夜間でもカラー映像で撮影可能です。人を検知するとLEDが点灯し、鮮明なカラー映像を記録します。赤外線のみのカメラでは白黒映像になるため、カラー夜間撮影が必要なら一体型が有利です。

Q4. 隣の家が映ってしまう場合はどうすればいいですか?

多くのカメラ付きセンサーライトにはプライバシーマスク機能があり、撮影範囲内の特定エリアを黒塗りにできます。カメラの角度調整で撮影範囲を自分の敷地内に限定することも有効です。

Q5. Wi-Fiがない場所でも使えますか?

SDカード録画に対応したモデルならWi-Fiなしでも録画できます。ただしスマホへのリアルタイム通知やクラウド保存はWi-Fi接続が必要です。Wi-Fi環境がない離れた場所には4G SIM対応の防犯カメラも選択肢になります。

Q6. カメラの映像はどのくらいの期間保存できますか?

SDカード録画の場合、128GBで約7〜14日分が目安です。クラウド録画は契約プランにより30日〜無制限で保存可能です。動体検知録画に設定すれば、動きがあったときだけ録画するため保存期間を延ばせます。

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まとめ

カメラ付きセンサーライトは、1台で「照明+録画+威嚇」を実現できる効率的な防犯デバイスです。

  • 初めての防犯対策なら一体型からスタートし、必要に応じて追加するのが合理的
  • 解像度は200万画素以上が必須。顔やナンバープレートの識別には400万画素以上が理想
  • 夜間カラー撮影はカメラ付きセンサーライトの最大のアドバンテージ
  • フラッドライトカメラは広範囲照射+高画質の本格派。駐車場・玄関に最適
  • プライバシーマスク設定と**「防犯カメラ作動中」表示**で近隣への配慮も忘れずに
  • センサーライトの基本はセンサーライトおすすめ12選で、設置場所のガイドと合わせて最適な配置を

カメラ付きモデルに加えて、センサーライト単体の製品も検討したい方はセンサーライトおすすめ12選|防犯のプロが選び方・設置方法を徹底解説をご覧ください。防犯対策全般については「じぶん防犯」トップページもぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人
防犯設備士(公益社団法人 日本防犯設備協会認定)

防犯設備士として10年以上のセキュリティ業界経験を持つ。住宅・店舗・施設の防犯カメラ設置や防犯診断の現場経験をもとに、専門知識を一般の方にもわかりやすく発信している。

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