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【防犯のプロが徹底解説】ドアスコープカバーは必要?選び方から付け方、賃貸OKのおすすめ品まで

はじめまして。「じぶん防犯」代表の守(まもる)です。 私はこれまで10年以上にわたり、セキュリティ関連の企業で家庭用から業務用まで、数多くの防犯対策に携わってきました。

その経験から言えるのは、多くの人が見落としがちな「小さな油断」が、大きな犯罪被害につながるということです。

その代表例が、玄関ドアに必ずと言っていいほど付いている「ドアスコープ(のぞき穴)」です。来訪者を確認できる便利なものですが、実はここが、あなたの家の安全を脅かす「死角」になっているかもしれません。

「たかがのぞき穴でしょ?」

そう思う方もいるかもしれません。しかし、その小さな穴は、のぞき見や盗撮だけでなく、空き巣などの侵入犯罪にまで直結する、非常に深刻な脆弱性なのです。

この記事では、防犯のプロとして、ドアスコープに潜む本当の危険性から、誰でも今日からできる簡単で効果的な対策まで、すべてを徹底的に解説します。

この記事を読み終える頃には、あなたはドアスコープカバーの必要性を深く理解し、ご自身の住まいに最適な対策を自信を持って選べるようになっているはずです。

あなたの暮らしに「安心」を取り戻すため、ぜひ最後までお付き合いください。

目次

あなたの玄関に潜む見えない危険。ドアスコープが狙われる理由

ドアスコープは、ドアを開ける前に外の様子を確認できる、私たちの安全を守るための設備です。しかし、その役割とは裏腹に、犯罪者にとっては格好の「攻撃ポイント」となり得ます。

なぜドアスコープが危険なのか、その具体的な理由を3つのポイントに分けて解説します。

のぞき見・盗撮:プライバシーが筒抜けになる恐怖

「外から中は見えないはず」

というのは、実は大きな誤解です。

通常、ドアスコープは室内から外が広く見える魚眼レンズが使われており、外から室内をのぞいてもぼやけてよく見えません 。

しかし、犯罪者は「リバースドアスコープ」と呼ばれる特殊なレンズを使います。これは、ドアスコープのレンズの仕組みを逆転させ、外からでも室内の様子をはっきりと見ることができるようにする道具です 。

これを使われると、あなたの留守中の様子、家族構成、生活パターン、さらには着替えなどのプライベートな瞬間まで、すべてが筒抜けになってしまう可能性があります 。

ワンルームマンションなど、玄関から部屋全体が見渡せる間取りでは、その危険性はさらに高まります 。

実際に、のぞき見や盗撮映像がSNSに流出する事件も起きており、これは単なるプライバシー侵害にとどまらない、深刻な精神的被害をもたらす犯罪です 。

空き巣の侵入口:サムターン回しで不正開錠される

これが最も警戒すべき、物理的な侵入のリスクです。多くのドアスコープは、実は外側からコインなどの簡単な工具で回すだけで、簡単に取り外せてしまう構造になっています 。

ドアスコープが外されると、ドアには直径1cmほどの穴が空きます。犯罪者はこの穴から特殊な工具を差し込み、ドアの内側にある鍵のつまみ(サムターン)を引っ掛けて回し、解錠してしまうのです。

これが「サムターン回し」と呼ばれる侵入窃盗の手口です 。この手口を使われると、鍵を破壊することなく静かに侵入されてしまうため、被害に気づくのが遅れるケースも少なくありません。

警察庁の統計を見ても、住宅への侵入窃盗の手口は多様化していますが、こうした物理的な脆弱性を突く手口は後を絶ちません。

侵入手段割合概要
無締り47.6%鍵のかけ忘れ。玄関や窓など、施錠されていない場所からの侵入。
ガラス破り35.7%窓ガラスを割って侵入する手口。
ドア破り2.6%ピッキングやサムターン回しなど、施錠された鍵を特殊な技術で開ける手口。
出典:警察庁 住まいる防犯110番 侵入窃盗の侵入手口(令和6年)

このデータが示す非常に重要な事実は、侵入窃盗犯の約半数が、鍵のかけ忘れ、つまり「最も簡単な侵入口」を狙っているということです 。

彼らは高度な技術を持つハッカーというより、油断や隙を探すのです。

この観点から見ると、「対策されていないドアスコープ」は、まさに「鍵のかかっていない小さな扉」と同じです。

犯罪者に

「この家は無防備だ」

というサインを与え、侵入を誘発する原因になりかねません。この小さな穴を塞ぐことは、最も基本的な戸締まりと同じくらい重要な防犯対策なのです。

在宅確認:留守を知らせて空き巣を呼び寄せる

ドアスコープは、室内の光を外に漏らす窓にもなります。夜間、室内の照明をつけていると、カバーのないドアスコープからは光が漏れ、外から見れば「在宅中」であることが一目瞭然です 。

逆に、夜になっても光が漏れなければ「留守」である可能性が高いと判断されます 。

空き巣は犯行前に下見を行い、住人の生活パターンや留守になる時間帯を把握しようとします 。

ドアスコープからの光漏れは、彼らにとってあなたの在宅状況を把握するための貴重な情報源となってしまうのです。

このように、ドアスコープは単なる「のぞき穴」ではなく、プライバシーの侵害から不正開錠、さらには空き巣の下見まで、様々な犯罪の起点となりうる重大なセキュリティホールです。

警察庁や各都道府県警も、ドアスコープの防犯対策の重要性を繰り返し呼びかけています 。

防犯の第一歩!ドアスコープカバーのすべて

ドアスコープの危険性をご理解いただけたところで、次はその最も手軽で効果的な対策である「ドアスコープカバー」について詳しく見ていきましょう。

ドアスコープカバーは、その名の通りドアスコープを物理的に覆うための製品です。シンプルながら、その防犯効果は絶大です。

主な機能は以下の3つです。

  1. のぞき見防止: 外からの視線を物理的に遮断し、リバースドアスコープなどを使ったのぞき見や盗撮を完全に防ぎます 。
  2. 光漏れ防止: 室内の光が外に漏れるのを防ぎ、在宅状況を外部に知られるリスクを低減します 。
  3. いたずら・取り外し抑止: カバーがあることで、ドアスコープ自体へのいたずらや、工具による取り外しを試みる気を削ぐ心理的な効果も期待できます。

現在、市場には様々な種類のドアスコープカバーがあり、取り付け方法や機能によって分類できます。

取り付け方法別

マグネット式

多くのマンションやアパートの玄関ドアは鉄製のため、磁石で簡単に取り付けられるこのタイプが非常に人気です 。ドアを傷つけることなく、誰でも1秒で設置できる手軽さが最大の魅力です。取り外しも簡単なので、引っ越しの際にも便利です。

両面テープ式

ドアの材質を選ばずに取り付けられる汎用性の高いタイプです 。強力な粘着テープで固定するため、一度付けたらしっかりと接着されます。100円ショップなどで手に入る安価なモデルに多く見られます。

デザイン・機能別

スライド式・フタ式

カバー部分を指でスライドさせたり、フタを開けたりすることで、必要な時にだけスコープを使えるように設計されています 。普段は閉じておき、来客時にさっと確認できる実用的なタイプです。

おしゃれ・デザイン重視

防犯グッズというと無骨なイメージがありますが、最近ではインテリアに馴染むおしゃれな製品も増えています。天然木を使ったナチュラルなもの や、猫や星などをモチーフにしたかわいいデザインのもの など、玄関のアクセントとしても楽しめます。

多機能型

単にスコープを隠すだけでなく、便利な機能を付加した製品もあります。例えば、印鑑(ハンコ)を収納できるホルダーが付いたものや、鍵をかけておけるフックが付いたものなどがあり、玄関周りの小物をすっきりと整理できます 。

これらの特徴をまとめた比較表を作成しました。ご自身の住まいの状況やニーズに合わせて、最適なタイプを選ぶための参考にしてください。

タイプメリットデメリット価格帯の目安こんな人におすすめ
マグネット式・取り付け、取り外しが非常に簡単

・ドアを傷つけない

・デザインが豊富
・鉄製のドアでないと使えない

・強い衝撃でずれる可能性がある
300円~2,000円・賃貸物件にお住まいの人

・手軽に対策を始めたい人
両面テープ式・ドアの材質を選ばない

・安価な製品が多い

・しっかりと固定される
・剥がす際にテープ跡が残る可能性がある

・一度貼ると位置の微調整が難しい
100円~1,000円・木製など磁石がつかないドアの人

・コストを最優先したい人
交換型(カバー付きスコープ)・根本的な防犯対策になる

・外側から取り外されにくい(空転式など)

・見た目がすっきりする
・既存のスコープを外す手間がかかる

・サイズ計測が必要

・価格が比較的高め
1,500円~3,000円・持ち家にお住まいの人

・より高い防犯性を求め

我が家に最適なカバーの選び方

ドアスコープカバーの種類がわかったところで、次は具体的に「どの製品を選ぶか」を考えていきましょう。

住まいのタイプや個人のニーズによって最適な選択は異なります。ここでは、特に重要なポイントである「賃貸物件」と「持ち家」のケースに分けて、選び方のコツを解説します。

賃貸物件にお住まいの方へ:傷をつけない「原状回復」が最優先

賃貸アパートやマンションにお住まいの場合、最も重要なのは「ドアを傷つけず、退去時に元に戻せる(原状回復できる)こと」です 。

この条件をクリアできる、おすすめの選択肢は以下の通りです。

最適なのは「マグネット式」

賃貸物件の玄関ドアは、その多くが鉄製です。まずは、ご自宅のドアに磁石がつくか試してみてください。つくようであれば、迷わずマグネット式のドアスコープカバーを選びましょう 。

工具不要でペタッと貼るだけで設置が完了し、もちろん剥がすときも跡は残りません。デザインも豊富なので、きっとお気に入りのものが見つかるはずです。

磁石がつかないドアの場合の対処法

「うちのドア、磁石がつかなかった…」

という方もご安心ください。解決策はあります。

貼って剥がせる両面テープを使う

通常の両面テープだと粘着剤が残ってしまう心配がありますが、市販されている「きれいにはがせるタイプ」の強力両面テープを使えば、テープ式のカバーでも原状回復が可能です。

マグネットフック+吊り下げ式の飾り

100円ショップなどで手に入る、裏が粘着テープになっている小型のフックをドアスコープの上部に貼り付けます。

そこから、お気に入りのキーホルダーや小さな飾りを吊るすことで、簡易的なカバーとして機能させることができます 。これなら、インテリアを楽しみながら防犯対策ができます。

賃貸だからと諦める必要は全くありません。工夫次第で、安全とおしゃれを両立させることは十分に可能です。

持ち家の方へ:より根本的な対策も視野に

持ち家の場合は、賃貸のような制約が少ないため、より幅広い選択肢から選ぶことができます。もちろんマグネット式や両面テープ式も手軽で良い選択ですが、一歩進んだ対策も検討してみてはいかがでしょうか。

おすすめは、ドアスコープ自体を「カバー付きの防犯タイプ」に交換することです 。

これにより、のぞき見防止だけでなく、前述した「外からの取り外し」という根本的な脆弱性にも対処できます。

特に、外側のリングが空回りして工具で回せない「空転式」のドアスコープは、サムターン回し対策として非常に有効です 。

交換作業は後ほど詳しく説明しますが、それほど難しくはありません。ドアノブや鍵の色とデザインを合わせれば、玄関全体の統一感も出て、見た目もすっきりとします。

おすすめ商品紹介:どこで買う?

ドアスコープカバーは、身近な場所からオンラインまで、様々な場所で購入できます。

100円ショップ(キャンドゥ、セリアなど)

まずはここから探してみるのがおすすめです。「のぞき見防止 ドアスコープカバー」といった商品名で、110円という驚きの価格で手に入ります 。基本的な機能は十分に果たしてくれるので、コストパフォーマンスは抜群です。

ホームセンター・インテリアショップ(ニトリ、無印良品など)

シンプルで機能的なデザインのものが多く見つかります。実際に手に取って質感やサイズを確認できるのがメリットです。

通販サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、モノタロウなど)

最大の魅力は、その圧倒的な品揃えです 。シンプルなものから、動物モチーフのかわいいもの、木製のナチュラルなもの、印鑑ホルダー付きの便利なものまで、あらゆるニーズに応える製品が見つかります。

価格帯も数百円から数千円までと幅広く、レビューを参考にしながらじっくり選ぶことができます。

誰でも簡単!ドアスコープカバーの測り方と付け方

「自分で取り付けるなんて難しそう…」

と感じるかもしれませんが、ご安心ください。

ドアスコープカバーの取り付けは、ほとんどの場合、工具も不要で驚くほど簡単です。

ここでは、失敗しないためのサイズの測り方と、具体的な取り付け手順を解説します。

STEP
まずはサイズを測ろう(交換する場合)

マグネット式や両面テープ式のカバーを「上から貼るだけ」の場合は、基本的にサイズ計測は不要です。しかし、ドアスコープ自体を交換するタイプの製品を選ぶ場合は、事前に2つのサイズを測っておく必要があります 。

  1. ドアスコープの穴の直径
  2. ドアの厚み

計測のためには、まず既存のドアスコープを取り外します。ここで役立つのが「10円玉」です。

【10円玉を使ったドアスコープの外し方】

  1. 玄関の内側からドアスコープをよく見てください。縁に2ヶ所、溝(切り欠け)があるのがわかります 。
  2. その溝のどちらかに10円玉をはめ込みます。
  3. コインを反時計回り(左回り)に回すと、ネジが緩むようにドアスコープが緩んでいきます。
  4. そのまま回し続けると、室内側のパーツと室外側のレンズパーツに分かれ、簡単に取り外すことができます 。

ドアスコープが外れたら、定規やメジャーで「穴の直径」と「ドアの厚み」を正確に測り、メモしておきましょう。

この2つのサイズに適合する交換用ドアスコープを選びます。

STEP
取り付け方法

購入したカバーのタイプに合わせて、取り付けていきましょう。

マグネット式・両面テープ式の場合

これは非常に簡単で、1分もかかりません。

  1. 表面を拭く: ドアスコープ周りのホコリや油分を、乾いた布やティッシュで綺麗に拭き取ります。これをしないと、粘着力や磁力が弱まる原因になります 。
  2. 貼り付ける:
  • マグネット式の場合: そのままドアスコープの中心に来るようにペタッと貼り付けます。
  • 両面テープ式の場合: カバーの裏についている剥離シートを剥がし、穴の中心に合わせてしっかりと圧着します 。

ドアスコープ交換型の場合

こちらも手順通りに行えば難しくありません。

  1. 古いスコープを外す: 前述の「10円玉を使った方法」で、既存のドアスコープを取り外します。
  2. 新しいスコープを取り付ける:
  • まず、室外側のレンズパーツを、ドアの外側から穴に差し込みます。
  • 次に、室内側のパーツを、内側からネジを締めるように時計回り(右回り)に回して固定します 。
  • 動作確認: 最後に、カバーがスムーズに開閉するか、スコープからのぞいた視界がクリアかを確認して完了です 。

より高度な防犯対策へ。ドアスコープのアップグレード

ドアスコープカバーは、手軽で非常に効果的な第一歩です。しかし、防犯意識がさらに高まり、「もっと万全な対策をしたい」と考える方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、一歩進んだドアスコープのアップグレード方法を2つご紹介します。これらは、より根本的な安心を手に入れたい方に最適な選択肢です。

空転式・防犯ドアスコープへの交換

前述の通り、通常のドアスコープは外側から工具で回されると外れてしまう脆弱性があります。このリスクに直接対処するのが「空転式防犯ドアスコープ」です 。

このタイプのドアスコープは、外側のレンズ周りのリングが空回りする特殊な構造になっています。そのため、万が一犯罪者が工具を引っ掛けて回そうとしても、リングがクルクルと回るだけで、本体を緩めることができません。

これにより、「サムターン回し」の起点となる穴を開けられるのを防ぎます。

多くの製品は、のぞき見防止用のカバーも内蔵しており、視界が広い広角レンズを採用しているため、訪問者の全身を確認しやすいというメリットもあります 。

持ち家の方や、より物理的なセキュリティを強化したい方には、非常に効果的なアップグレードと言えるでしょう。

ドアスコープカメラ(スマートドアスコープ)の導入

現代のテクノロジーを活用した、最も高度な解決策が「ドアスコープカメラ」です 。

これは、従来の光学レンズの代わりに、小型カメラを設置するものです。訪問者の映像は、ドアの内側に取り付けた液晶モニターで確認します。

ドアスコープカメラの主なメリット

のぞき見リスクの完全排除

物理的なレンズがないため、リバースドアスコープなどによるのぞき見は不可能です。

鮮明な映像

小さなレンズをのぞき込む必要がなく、液晶モニターで訪問者の顔をはっきりと確認できます。お年寄りやお子様でも安心です。

録画機能

多くのモデルには録画機能が搭載されています。人感センサー付きのモデルなら、誰かがドアの前に立つと自動で録画を開始するため、留守中の訪問者も記録できます。これは、不審者の証拠映像としても非常に有効です 。

スマホ連携

Wi-Fi対応モデルなら、訪問者があるとスマートフォンに通知が届き、外出先からでもリアルタイムで映像を確認したり、会話したりすることも可能です 。

賃貸でも設置可能!「工事不要」モデル

「カメラなんて大掛かりな工事が必要で、賃貸では無理だろう」

と思っていませんか?

実は、既存のドアスコープの穴を利用して、工具なしで簡単に取り付けられる「工事不要」の製品が数多く販売されています 。

取り付け方法は、防犯スコープへの交換とほぼ同じ。古いスコープを外し、その穴にカメラユニットを通して固定するだけです。これなら、ドアに一切傷をつけることなく、最新のセキュリティシステムを導入できます。退去時には、元のドアスコープに戻せば問題ありません。

ドアスコープカメラは、単なる「のぞき穴」を、家の安全を見守る「目」へと進化させる、非常に強力な防犯ソリューションです。

まとめ

今回は、玄関のドアスコープに潜む危険性と、その対策について徹底的に解説してきました。最後に、最も重要なポイントを振り返ります。

  1. ドアスコープは重大なセキュリティホールである: 対策のされていないドアスコープは、のぞき見や盗撮だけでなく、工具で外されて「サムターン回し」による侵入窃盗の足がかりになる、現実的で深刻なリスクです。
  2. 対策は誰でも簡単にできる: ドアスコープカバーは、100円ショップや通販で手軽に購入でき、マグネット式なら1秒で設置完了です。この小さな投資と手間で、あなたの家の安全性は劇的に向上します。
  3. 賃貸でも諦めないで: ドアを傷つけないマグネット式や、工事不要のドアスコープカメラなど、賃貸物件にお住まいの方でも安心して導入できる選択肢は豊富にあります。

防犯対策というと、高価なシステムや難しい工事を想像するかもしれません。

しかし、本当の安全は、こうした「小さな油断」を一つひとつ潰していくことから始まります。ドアスコープにカバーを付けることは、まさにその第一歩であり、最もコストパフォーマンスの高い「じぶん防犯」の実践です。

この記事が、あなたの家の安全を見直すきっかけとなり、日々の暮らしに大きな安心感をもたらす一助となれば、これほど嬉しいことはありません。今日からできる対策で、あなたとあなたの大切な家族を守りましょう。

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この記事を書いた人

セキュリティ関連企業に10年以上勤務し、現場スタッフから管理職まで幅広い経験を積んできた防犯のスペシャリスト。

現場対応から、商品選定やスタッフ教育、サービス設計まで、防犯の最前線と裏側の両方を知るプロフェッショナル。

「みんなの安全」を掲げながら、実際には自社製品への誘導に偏る情報に疑問を抱き、中立的で本当に生活者の役に立つ防犯情報を届けるべく、情報発信プラットフォーム【じぶん防犯】を立ち上げる。

「昨日の最適が今日も最適とは限らない」
「じぶんでできる楽しい防犯」

という信念のもと、最新の犯罪動向と技術に常にアンテナを張り、個人が自ら選び、守れる防犯知識と実践方法を日々発信している。

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