じぶん防犯

防犯相談はどこにする?窓口一覧と賢い活用法をプロが解説

「防犯について不安があるけど、どこに相談すればいいかわからない」──そんな悩みを抱えていませんか?警察庁の統計によると、2024年の刑法犯認知件数は737,679件と4年連続で増加しています。(出典:警察庁「令和6年の犯罪情勢」

本記事では、防犯設備士の知見をもとに、警察の#9110から法テラス、民間セキュリティまで、あらゆる防犯相談窓口の使い分けと賢い活用法を解説します。あなたの悩みに合った相談先が見つかる完全ガイドです。

【早見表】防犯に関する主な相談窓口一覧

まずは「どこに電話すればいいか」を一目で把握しましょう。以下が主な防犯関連の相談窓口です。

窓口名電話番号主な対応内容費用
警察相談専用電話#9110防犯の悩み全般(ストーカー、不審者、近隣トラブル等)通話料のみ
警察緊急通報110事件・事故が発生中、または切迫している場合無料
性犯罪被害相談#8103性犯罪被害の相談無料
DV相談プラス0120-279-889DV・配偶者暴力の相談無料
消費者ホットライン188詐欺・悪質商法・契約トラブル通話料のみ
犯罪被害者支援ダイヤル(法テラス)0120-079714犯罪被害の法的支援・弁護士紹介無料
セコム0120-756-892住宅防犯の無料診断・セキュリティ相談無料
ALSOK0120-39-2413住宅防犯の無料診断・セキュリティ相談無料
  • 緊急の場合は迷わず110番。犯罪が今まさに起きている・起きそうなら110番が最優先
  • 緊急性がなければ#9110。防犯の悩み全般を相談でき、内容に応じて専門窓口に取り次いでもらえる
  • 悩みの種類が明確なら専門窓口へ直接。DV・性犯罪・詐欺などは専用ダイヤルが最短ルート

まず知っておきたい「110番」と「#9110」の決定的な違い

#9110は、緊急性のない生活の不安や悩みを警察に相談できる全国共通の電話番号です。110番とは役割がまったく異なります。

比較項目110番#9110
性質緊急通報相談ダイヤル
使う場面事件・事故が発生中、または今にも起きそうな時緊急ではないが不安がある時、相談したい時
対応警察官が現場に急行相談員が話を聞き、適切な窓口を案内
受付時間24時間365日平日 8:30〜17:15が中心(都道府県により異なる)
費用無料通話料が発生
匿名原則不可(発信者情報が記録)匿名でも相談可能

「不審者を見かけた」「空き巣被害に遭った」など、今まさに事件が起きている場合は迷わず110番です。一方、「近所で空き巣が増えていて不安」「ストーカーかもしれない人がいる」といった相談は#9110が適切です。

警視庁によると、110番通報の約20%は緊急性のない相談や問い合わせです。緊急でない相談を110番に入れると、本当に助けを必要としている人の対応が遅れてしまう恐れがあります。まずは「緊急かどうか」を判断し、適切な番号を選びましょう。(出典:警視庁「110番と#9110の使い分け」

警察相談専用電話「#9110」の使い方ガイド

#9110とは?──仕組みと受付時間

#9110にかけると、発信した地域の都道府県警察本部の「総合相談窓口」につながります。病院の総合受付のように、まず相談内容を聞いたうえで、内容に応じて専門部署や他の機関を紹介してもらえる仕組みです。

項目内容
電話番号#9110(全国共通)
受付時間平日 8:30〜17:15が基本(都道府県により異なる)
例外北海道警察は24時間対応
対応者警察職員の相談員(内容に応じて専門部署に引き継ぎ)
費用通話料が発生(ダイヤル回線・IP電話は不可の場合あり)

#9110で相談できる内容

#9110は幅広い相談に対応しています。以下は代表的な相談内容です。

  • ストーカー被害: つきまとい、待ち伏せ、執拗な連絡
  • DV(家庭内暴力): 配偶者・パートナーからの暴力
  • 近隣トラブル: 騒音、迷惑行為、不審者の目撃
  • 悪質商法・詐欺: 怪しい勧誘、架空請求
  • 不審者情報: 不審な人物の目撃、声かけ事案
  • 少年問題: 子どもの非行、いじめ
  • サイバー犯罪: ネット上の詐欺、不正アクセス

「こんなことで相談していいのかな?」と迷ったら、まず#9110に電話してみてください。相談すること自体は何も問題ありません。

利用時の注意点(通話料・繋がらない場合の対処法)

#9110を利用する際に知っておきたい注意点があります。

  • 通話料が発生する: #9110は無料通話ではありません。固定電話・携帯電話の通話料がかかります
  • ダイヤル回線・IP電話は不可の場合がある: 一部の回線では#9110が利用できません。その場合は直通番号(次の一覧表を参照)で発信してください
  • 時間外は留守番電話になることがある: 受付時間外は対応できない場合があります。緊急の場合は110番を利用してください
  • 相談記録は残る: 相談内容は記録されます。継続的な相談や事件化の際に活用されます

都道府県警察 総合相談窓口 直通電話番号一覧

#9110が繋がらない場合や、直接都道府県警察に相談したい場合は、以下の直通番号をご利用ください。2026年2月時点の情報です。

北海道・東北

都道府県電話番号
北海道警察本部011-241-9110
函館方面本部0138-51-9110
旭川方面本部0166-34-9110
釧路方面本部0154-23-9110
北見方面本部0157-24-9110
青森県017-735-9110
岩手県019-654-9110
宮城県022-266-9110
秋田県018-864-9110
山形県023-642-9110
福島県024-525-8055

関東

都道府県電話番号
茨城県029-301-9110
栃木県028-627-9110
群馬県027-224-8080
埼玉県048-822-9110
千葉県043-227-9110
警視庁(東京都)03-3501-0110
神奈川県045-662-9110

中部

都道府県電話番号
新潟県025-283-9110
山梨県055-233-9110
長野県026-233-9110
静岡県054-254-9110
富山県076-442-9110
石川県076-225-9110
福井県0776-22-9110
岐阜県058-272-9110
愛知県052-953-9110
三重県059-224-9110

近畿

都道府県電話番号
滋賀県077-525-0110
京都府075-414-0110
大阪府06-6941-0030
兵庫県078-361-9110
奈良県0742-22-9110
和歌山県073-423-9110

中国

都道府県電話番号
鳥取県0857-23-9110
島根県0852-26-9110
岡山県086-224-9110
広島県082-228-9110
山口県083-923-9110

四国

都道府県電話番号
徳島県088-653-9110
香川県087-831-9110
愛媛県089-931-9110
高知県088-823-9110

九州・沖縄

都道府県電話番号
福岡県092-641-9110
佐賀県0952-26-9110
長崎県095-820-9110
熊本県096-383-9110
大分県097-534-9110
宮崎県0985-26-9110
鹿児島県099-254-9110
沖縄県098-863-9110

※福島県・群馬県・警視庁(東京都)・滋賀県・京都府・大阪府は「9110」以外の独自番号です。お住まいの地域の番号をご確認ください。

あなたの悩みはどこに相談すべき?悩み別ナビゲーション

「結局、自分の悩みはどこに相談すればいいの?」と迷う方のために、悩みの内容別に最適な相談先を一覧にまとめました。

お悩みの内容最適な相談先電話番号受付時間
不審者・空き巣の不安警察相談 #9110#9110平日 8:30〜17:15
ストーカー被害警察相談 #9110 → 専門部署対応#9110平日 8:30〜17:15
DV・配偶者暴力DV相談プラス0120-279-88924時間対応
性犯罪の被害性犯罪被害相談電話#810324時間対応
詐欺・悪質商法消費者ホットライン188地域により異なる
ネット犯罪・不正アクセス都道府県警サイバー相談窓口#9110から案内平日 8:30〜17:15
犯罪被害の法的支援犯罪被害者支援ダイヤル0120-079714平日 9:00〜21:00
少年の非行・悩み少年サポートセンター#9110から案内都道府県により異なる
住宅の防犯対策セコム/ALSOK無料診断下記参照下記参照

迷ったらまず#9110に電話すれば、内容に応じた専門窓口を案内してもらえます。「どこに相談すべきかわからない」こと自体を相談して問題ありません。

悩み別に使える警察の専門ホットライン

#9110の総合相談窓口のほかに、特定の悩みに特化した専門ダイヤルがあります。該当する悩みがある場合は、専門窓口に直接連絡するとスムーズです。

ストーカー・DV被害の相談

ストーカー被害やDV(配偶者暴力)は、早めの相談が安全確保のカギです。

警察庁の統計によると、2024年のストーカー相談件数は19,567件、配偶者暴力(DV)の相談件数は94,937件と過去最多を記録しています。(出典:警察庁「令和6年のストーカー・DV等の相談取扱状況」

窓口電話番号特徴
#9110(警察相談)#9110ストーカー規制法に基づく警告・禁止命令の相談が可能
DV相談プラス0120-279-88924時間対応・匿名OK・SNS相談にも対応
配偶者暴力相談支援センター自治体ごとシェルター紹介・保護命令の支援

ストーカー被害は、放置すると行為がエスカレートする傾向があります。「まだ大丈夫」と思わず、違和感を感じた段階で#9110または最寄りの警察署に相談してください。夜道の防犯対策もあわせてご確認ください。

性犯罪被害の相談(#8103)

性犯罪の被害にあった場合、または被害に遭いそうな不安がある場合は、専用ダイヤル「#8103(ハートさん)」が利用できます。

項目内容
電話番号#8103(ハートさん)
受付時間24時間・365日対応
費用無料
匿名匿名での相談が可能
対応女性警察官等による対応を希望できる

被害直後は混乱して判断が難しいものです。#8103に電話すれば、今何をすべきか、どこに行けばいいかを丁寧に教えてもらえます。盗撮被害への対応についても参考にしてください。

サイバー犯罪の相談(不正アクセス・ネット詐欺)

インターネット上の犯罪やトラブルは、各都道府県警察の「サイバー犯罪相談窓口」で相談できます。

  • フィッシング詐欺(偽メール・偽サイト)
  • 不正アクセス(アカウント乗っ取り)
  • ネットショッピング詐欺
  • SNS上の脅迫・誹謗中傷
  • ランサムウェア被害

#9110に電話すれば、お住まいの地域のサイバー犯罪相談窓口を案内してもらえます。証拠となるスクリーンショットやメール、URLを保存しておくと相談がスムーズです。

少年の非行・悩み相談

お子さまの非行や交友関係の悩みは、各都道府県警察の「少年サポートセンター」で相談できます。少年問題に専門的な知識を持つ職員が対応し、継続的な支援を受けられる場合もあります。

お子さまに教えたい防犯の合言葉「いかのおすし」や、子どもを守る防犯ガイドもあわせてご活用ください。

薬物・銃器に関する情報提供

薬物や銃器に関する情報を持っている場合、専用のホットラインが設けられています。

窓口電話番号特徴
薬物・銃器ホットライン各都道府県警(24時間対応)匿名での情報提供が可能
拳銃110番報奨制度0120-10-3774拳銃の発見につながる情報提供に約10万円の報奨金

警察以外の相談先|自治体・支援センター・法テラス

防犯の相談は警察だけではありません。悩みの内容によっては、以下の機関のほうが適切な場合もあります。

自治体(市区町村)の防犯支援でできること

お住まいの市区町村では、以下のような防犯支援を行っている場合があります。

  • 防犯カメラの設置補助金: 自治体によっては住宅への防犯カメラ設置に補助金を支給
  • 防犯パトロールの実施: 地域の防犯ボランティアと連携した見守り活動
  • 防犯灯の設置・管理: 暗い通学路や通勤路への防犯灯設置
  • 防犯講座の開催: 住民向けの防犯セミナーや出前講座

空き巣対策として防犯カメラを検討する場合や、CPマーク認定製品の購入費用の補助がないか、まずはお住まいの自治体に問い合わせてみましょう。

犯罪被害者支援センターの役割と相談方法

犯罪の被害に遭われた方やそのご家族は、各都道府県の「犯罪被害者支援センター」で専門的な支援を受けられます。

  • 電話・面接相談: 精神的なケアも含めた相談対応
  • 裁判所への付添い: 刑事裁判への出廷時の心理的サポート
  • 犯罪被害給付金の申請支援: 給付金制度の案内と申請手続きの支援
  • 各種手続きの支援: 関係機関への連絡や手続きの代行

支援センターの連絡先は、#9110に電話するか、警察庁「犯罪被害者等施策」のページから確認できます。

消費生活センター(188)──詐欺・悪質商法の相談

詐欺被害や悪質商法の相談は、消費者ホットライン「188(いやや!)」が便利です。最寄りの消費生活センターにつながり、以下のような対応を受けられます。

  • 契約トラブルの相談・助言
  • クーリングオフの手続き支援
  • 事業者との「あっせん(仲介交渉)」
  • 架空請求・ワンクリック詐欺への対処法

消費生活センターの大きな特徴は、単なる相談だけでなく、消費者と事業者の間に入って交渉の仲介をしてくれる「あっせん」機能があることです。泣き寝入りする前に相談してみてください。

法テラス──法的手続き・弁護士紹介の無料窓口

法テラス(日本司法支援センター)は、法的なトラブルの解決を支援する国の機関です。

項目内容
電話番号0570-078374(おなやみなし)
受付時間平日 9:00〜21:00、土曜 9:00〜17:00
無料法律相談同一案件につき3回まで(収入要件あり)
弁護士費用の立替収入・資産が一定以下の方は弁護士費用を立替

法テラスは「弁護士に相談したいがお金がない」という方にとって心強い存在です。収入要件を満たせば、弁護士費用の立替制度も利用できます。

【2026年新制度】犯罪被害者等支援弁護士制度とは

2026年1月13日、犯罪被害者支援の新制度がスタートしました。「犯罪被害者等支援弁護士制度」は、犯罪被害者が事件直後から原則無料で弁護士の継続的な支援を受けられる制度です。改正総合法律支援法に基づき、法テラスが運営しています。(出典:法テラス「犯罪被害者等支援弁護士制度」

対象となる犯罪(2026年1月13日以降に発生した事件)

対象犯罪の区分具体例
故意により人を死亡させた罪(未遂含む)殺人、傷害致死、強盗殺人 等
刑法の一定の性犯罪(未遂含む)不同意性交等、不同意わいせつ 等
故意の犯罪行為による重傷治療期間3か月以上、または障害等級1〜14級の傷害

利用条件

  • 被害者本人、または被害者が死亡した場合はその配偶者・直系親族
  • 申請者と配偶者の流動資産(現金・預金等)から療養費を差し引いた額が300万円以下

支援内容

  • 無料法律相談(同一案件につき3回まで)
  • 弁護士による代理援助(捜査機関への同行、裁判への付添い、損害賠償請求、示談交渉、犯罪被害給付金の申請支援など)

相談窓口

犯罪被害者支援ダイヤル 0120-079714(なくことないよ) に電話してください。平日 9:00〜21:00、土曜 9:00〜17:00に対応しています。犯罪被害者支援の経験を持つ弁護士を紹介してもらえます。(出典:法テラス「犯罪被害者支援ダイヤル」

民間のプロに相談する方法|セキュリティ会社・防犯設備士

公的機関だけでなく、民間のセキュリティのプロに相談する方法もあります。特に「住宅の防犯対策を強化したい」という方には、無料の防犯診断がおすすめです。

セキュリティ会社(セコム・ALSOK等)の無料防犯診断

大手セキュリティ会社では、自宅を訪問しての無料防犯診断を実施しています。プロの目で弱点を見つけてもらい、対策を提案してもらえます。

項目セコムALSOK
電話番号0120-756-8920120-39-2413
受付時間9:00〜18:0024時間・365日
診断費用無料無料
診断内容セキュリティアドバイザーが自宅を訪問し、防犯上の弱点を診断警備員教育を受けた専門スタッフが環境・設備を総合診断
全国拠点数約2,500か所約2,300か所

診断を受けたからといって、必ず契約する必要はありません。「まずは話を聞いてみたい」「質問だけしたい」という場合でも無料で対応してもらえます。防犯診断で指摘されやすいポイントには、ワンドアツーロックの未実施や窓ガラスの強度不足などがあります。

防犯設備士・防犯アドバイザーへの相談

防犯設備士は、警察庁所管の公益社団法人日本防犯設備協会が認定する防犯の専門家です。

  • 相談方法: 日本防犯設備協会のホームページから最寄りの防犯設備士を検索できます
  • 対応内容: 防犯カメラの設置場所の選定、鍵・錠前の選び方、防犯設備全般のアドバイス
  • 費用: 相談のみの場合は無料〜数千円(設備の導入を伴う場合は別途見積もり)

(出典:公益社団法人 日本防犯設備協会

ホームセキュリティの月額費用を抑えたい場合や、特定の場所だけ防犯を強化したい場合は、セキュリティ会社よりも防犯設備士への個別相談が適していることがあります。

相談で損をしないための「準備」と「伝え方」のコツ

防犯相談は「ただ電話する」だけでなく、事前に準備をしておくと的確なアドバイスを受けやすくなります。防犯設備士の経験から、相談を最大限に活かすためのコツをお伝えします。

相談前にやるべき4つの準備

  • 1. 時系列メモの作成: いつ・何が起きたかを日時順に整理する(記憶が曖昧にならないうちに)
  • 2. 証拠の収集・保存: メール、LINE、写真、防犯カメラ映像、診断書など。スクリーンショットも有効
  • 3. 「何をしてほしいか」の整理: パトロールの強化?法的措置?情報提供? 自分の希望を明確にしておく
  • 4. 相談先の確認: 本記事の早見表や悩み別ナビゲーションで、最適な窓口を事前に確認する

相談中に心がける3つのポイント

相談中に最も大切なのは、5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように)を意識して事実を正確に伝えることです。

  • 1. 5W1Hで伝える: 時系列に沿って事実を正確に伝える
  • 2. 正直に話す: 脚色や誇張はせず、事実をありのまま伝える。「わからないことはわからない」と言ってOK
  • 3. メモを取る: 相談員の名前、アドバイスの内容、次のステップをメモしておく。後日の連絡時に役立つ

特に大切なのは「正直に話すこと」です。相談員は敵ではなく味方です。恥ずかしいことや言いづらいことも、正確に伝えることで最善のアドバイスがもらえます。

よくある質問(FAQ)

Q1. #9110は無料で利用できますか?

#9110は無料通話ではなく、固定電話・携帯電話の通話料がかかります。ただし、相談自体に手数料などは発生しません。通話料を抑えたい場合は、各都道府県警察の直通番号に固定電話からかけるのが経済的です。

Q2. 防犯の相談はどこにすればいいですか?

まずは警察相談専用電話「#9110」に電話するのがおすすめです。相談内容を聞いたうえで、最適な専門窓口を案内してもらえます。緊急性がある場合は110番、DV・性犯罪など特定の被害は専用ダイヤル(0120-279-889、#8103)に直接連絡してください。

Q3. 匿名で防犯相談はできますか?

#9110では匿名での相談が可能です。名前を名乗らなくても、一般的な防犯アドバイスを受けられます。ただし、警察に具体的な対応(パトロール強化、被害届の受理など)を求める場合は、氏名・住所の提供が必要になることがあります。

Q4. 警察に相談したらその後どうなりますか?

相談内容に応じて、防犯アドバイス、パトロールの強化、被害届の受理、専門部署への引き継ぎなどが行われます。「相談したら大事になる」と心配する方もいますが、相談=被害届の提出ではありません。まずは話を聞いてもらうだけでも問題ありません。

Q5. 防犯カメラの設置について相談できる場所は?

防犯カメラの設置に関する相談先は、目的によって異なります。設置場所や機種の選定は防犯設備士やセキュリティ会社(セコム・ALSOK)の無料診断が適しています。設置補助金の有無はお住まいの自治体の防犯担当窓口に確認してください。

Q6. 近所トラブルはどこに相談すべきですか?

近隣の騒音、迷惑行為、嫌がらせなどは#9110に相談できます。程度が軽微な場合はお住まいの自治体の市民相談窓口も利用できます。脅迫や暴力を伴う場合は、迷わず110番に通報してください。

Q7. 犯罪被害者が無料で弁護士に相談できる制度はありますか?

はい。2026年1月13日に開始した「犯罪被害者等支援弁護士制度」では、一定の重大犯罪の被害者が原則無料で弁護士支援を受けられます。犯罪被害者支援ダイヤル「0120-079714」に電話すると、経験のある弁護士を紹介してもらえます。

Q8. 防犯設備士に相談するにはどうすればいいですか?

日本防犯設備協会のホームページから最寄りの防犯設備士を検索できます。また、大手セキュリティ会社(セコム・ALSOK)の無料防犯診断でも、専門資格を持つスタッフに相談できます。相談のみでも対応してもらえるので、まずは気軽に問い合わせてみてください。

まとめ

防犯の相談は「行動する」だけで、不安を大きく軽減できる第一歩です。本記事の要点を振り返りましょう。

  • 緊急時は110番、緊急でない防犯相談は#9110が基本。迷ったら#9110でOK
  • DV(0120-279-889)、性犯罪(#8103)、詐欺(188)など、悩み別の専門窓口を活用する
  • 2026年1月に「犯罪被害者等支援弁護士制度」がスタート。重大犯罪の被害者は原則無料で弁護士支援を受けられる
  • 住宅の防犯対策はセコム・ALSOKの無料防犯診断、または防犯設備士への相談が有効
  • 相談前に時系列メモ・証拠の整理・希望の明確化をしておくと、より的確なアドバイスがもらえる
  • 47都道府県の警察直通電話番号を本記事に掲載。#9110が繋がらない場合にご活用ください
  • 「相談すること」自体があなたと家族を守る防犯行動の第一歩

防犯は「知ること」と「相談すること」から始まります。防犯の4原則(時間・光・音・目)防犯ブザーの選び方ながら防犯など、日常で実践できる防犯ノウハウも「じぶん防犯」で多数紹介しています。

ひとりで悩まず、まずはこの記事で紹介した窓口に相談してみてください。あなたは一人ではありません。

「じぶん防犯」トップページから、あなたに合った防犯対策を見つけてみてください。