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いかのおすし無料教材まとめ|プリント・紙芝居・ポスター素材集【2026年版】

「いかのおすしを子どもに教えたいけど、どんな教材を使えばいいの?」「無料でダウンロードできるプリントや紙芝居はある?」——そんな疑問を持つ保護者や教育関係者の方は多いのではないでしょうか。

実は、警視庁・各県警・公的機関が提供する「いかのおすし」の無料教材はプリント・紙芝居・ポスター・動画・塗り絵の5種類以上あり、すべて無料でダウンロード・視聴できます。しかし、それぞれの教材が別々のサイトに散在しており、まとめて比較できるページがないのが現状です。

本記事では、防犯設備士の視点から「いかのおすし」の無料教材を種類別に整理し、年齢に応じた最適な組み合わせ方まで徹底解説します。この1記事で、家庭・保育園・小学校で使える教材がすべて見つかる内容です。

【早わかり】いかのおすし無料教材の種類と入手先まとめ

まずは、現在入手できる「いかのおすし」無料教材の全体像を確認しましょう。

教材の種類提供元対象年齢形式
紙芝居「はなちゃんのかえりみち」JSC(日本スポーツ振興センター)小学校低学年PDF
リーフレット「いかのおすし」警視庁小学生・保護者PDF
イラストセットほいくis5歳児(年長)PDF
ダンス動画「いかのおすし一人前」奈良県警察幼児〜小学生YouTube
塗り絵「5つの約束」千葉県警察小学校低学年PDF
防犯テキスト「みんなで気をつけようね」千葉県警察子ども〜保護者PDF
フリーイラスト素材いらすとや・イラストAC全年齢PNG/SVG
  • 公的機関(警視庁・県警・JSC)の教材はすべて無料でダウンロード可能
  • 保育施設向けの「ほいくis」は無料会員登録で利用可能
  • 動画教材はYouTubeで視聴できるため、スマホやタブレットですぐに使える
  • フリーイラスト素材を使えば、オリジナルポスターや教材も自作可能

それでは、教材の種類ごとに詳しく解説していきます。「いかのおすし」の意味や基本的な教え方については、「いかのおすし」の意味と教え方 完全ガイドをご覧ください。

「いかのおすし」教材が必要な理由|標語だけでは伝わらない

「いかのおすし」は優れた防犯標語ですが、言葉を覚えるだけでは子どもの行動に結びつきません。教材を使った視覚的・体験的な学習が不可欠です。

子どもの理解度には「視覚教材」が効果的

幼児期の子どもは抽象的な概念の理解が難しく、絵や映像など視覚的な情報を通じて学ぶことで理解度が大きく向上します。文部科学省の「学校安全の推進に関する計画」でも、防犯教育における視聴覚教材の活用が推奨されています。

紙芝居で物語を追体験したり、塗り絵で手を動かしながら学んだりすることで、「いかのおすし」の5つの約束が単なる暗記ではなく「自分ごと」として定着します。

年齢別に最適な教材タイプが異なる

子どもの発達段階によって、効果的な教材は異なります。

年齢発達特性最適な教材
2〜3歳感覚的な理解が中心塗り絵・動画(歌)
4〜5歳物語の理解が進む紙芝居・ロールプレイ
小学校低学年文字の読み書きが可能プリント・ワークシート
小学校高学年論理的思考が発達クイズ・ディスカッション

年齢に合わない教材を使うと、内容が理解できなかったり、逆に退屈に感じたりして効果が薄れます。このあと紹介する教材を、お子さんの年齢に合わせて選んでください。

【紙芝居教材】読み聞かせで楽しく学ぶ「いかのおすし」

紙芝居は、物語を通じて子どもの感情に訴えかける教材です。「自分だったらどうする?」と考えるきっかけを自然に作れるため、4〜5歳児(年中・年長)から小学校低学年に特に効果的です。

JSC公式紙芝居「はなちゃんのかえりみち」

日本スポーツ振興センター(JSC)が提供する紙芝居教材で、最もおすすめの紙芝居です。

項目内容
教材名防犯対策紙芝居「はなちゃんのかえりみち〜いかのおすし〜」
提供元JSC 学校安全Web
形式PDF(紙芝居+カード)・動画視聴あり
対象小学校低学年
費用無料(紙媒体の貸し出しも可能)

小学生の「はなちゃん」が下校中に不審者に声をかけられる物語で、「いかのおすし」の5つの約束を自然に学べます。防犯ブザーの使い方やこども110番の家への駆け込みなど、具体的な行動も描かれています。

PDFをダウンロードして印刷すれば、家庭でも園・学校でもすぐに使えます。紙媒体の貸し出しを希望する場合は、JSC災害共済給付事業部調査課(03-5410-9154)に問い合わせが可能です。

紙芝居の効果的な読み方|3つのポイント

紙芝居を最大限に活用するためのポイントを紹介します。

  1. 途中で質問を挟む: 「はなちゃんはどうすればいいと思う?」と問いかけて考えさせる
  2. 声色を使い分ける: 不審者の声は低く、はなちゃんの声は明るくして、場面の違いを印象づける
  3. 最後にロールプレイ: 読み聞かせ後に「実際にやってみよう」と体を動かす練習につなげる

読み聞かせだけで終わらせず、子どもが自分の体で体験する時間を設けることが大切です。

ペープサート・パネルシアターへの応用

紙芝居のイラストを切り抜いて割り箸に貼れば、ペープサート(紙人形劇)として活用できます。キャラクターを動かしながら演じることで、紙芝居よりもさらにインタラクティブな教育が可能です。

保育園・幼稚園の先生は、フリーイラスト素材(後述)を使ってオリジナルのパネルシアター用素材を作成することもできます。

【プリント・ワークシート教材】印刷してすぐ使える

プリント教材は、印刷するだけですぐに使える手軽さが魅力です。文字の読み書きができる小学生には、ワークシート形式で理解度を確認できます。

警視庁公式リーフレット

警視庁が提供する「おやこでまなぼう!『いかのおすし』で毎日安全!」は、保護者と子どもが一緒に学べるリーフレット教材です。

項目内容
教材名おやこでまなぼう!「いかのおすし」で毎日安全!
提供元警視庁 生活安全総務課
形式PDF(リーフレット)
対象小学生・保護者
費用無料

「ゲームを一緒にやらない?」「秘密基地があるから来ない?」といった具体的な声かけ事例と断り方が紹介されており、親子でシミュレーションしながら学べます。通学路の危険箇所の確認方法やこども110番の家の利用方法も記載されています。

保育系サイトのイラスト付きプリント教材

ほいくisでは、「いかのおすし」のイラストセットPDFを無料で提供しています。

項目内容
教材名防犯の合言葉「いかのおすし」イラストセット
提供元ほいくis
形式PDF(イラストセット)
対象5歳児(年長クラス)
費用無料(無料会員登録が必要)

「いかない」「のらない」「おおごえをだす」「すぐにげる」「しらせる」の5つのメッセージとイラストがセットになっており、小学校進学前の年長クラスでの防犯説明に最適です。利用は児童福祉施設・保育施設・教育機関・自治体などの公的機関に限られます。

穴埋め・クイズ形式のワークシート活用法

市販のワークシート教材がない場合でも、以下のような手作りワークシートで理解度を確認できます。

  • 穴埋めクイズ: 「いかのおすし」の「い」は「知らない人について〇〇ない」
  • ○×クイズ: 「知らない人に道を聞かれたら、一緒について行ってもいい?」→ ×
  • 場面選択: 「こんなとき、どうする?」のイラストに正しい行動を線で結ぶ

手作りワークシートのベースとして、次に紹介するフリーイラスト素材を活用すると効率的です。

【ポスター・掲示物素材】教室や玄関に貼って毎日確認

ポスターや掲示物は、毎日目にすることで「いかのおすし」の定着を促す教材です。教室の壁、自宅の玄関、下駄箱の上など、子どもの目線に合わせて掲示しましょう。

フリーイラスト素材の活用法

「いかのおすし」のポスターを自作する際に便利なフリーイラスト素材サイトを紹介します。

サイト名特徴商用利用
いらすとや「いかのおすし」専用イラストあり。知名度が高く親しみやすい可(条件あり)
イラストAC多数のクリエイターが素材を提供。バリエーション豊富可(無料会員登録要)
ほいくえ保育向けに特化したイラスト素材教育利用可

Canvaで作るオリジナルポスター

無料デザインツール「Canva」を使えば、テンプレートをもとにオリジナルの「いかのおすし」ポスターを簡単に作成できます。

「いかのおすし」で検索するとテンプレートが見つかるため、デザインの知識がなくても本格的なポスターが作れます。印刷サイズはA3またはA4が掲示用に適しています。

掲示場所別おすすめサイズと配置のコツ

掲示場所おすすめサイズポイント
教室の壁A3子どもの目線の高さ(100〜120cm)に合わせる
自宅の玄関A4外出前に目に入る場所に貼る
下駄箱・靴箱の上A4登下校時に自然と目に入る
トイレのドア裏A4毎日必ず目にする場所

ポスターは貼りっぱなしにすると「見慣れて意識しなくなる」ため、月に1回はデザインを変えたり、場所を移動させたりすると効果が持続します。

【動画・歌教材】見て聴いて体で覚える

動画教材は、映像と音楽の力で子どもの注意を引きつけやすい教材です。特に2〜4歳の低年齢児には、歌やダンスを通じた学習が効果的です。

奈良県警「いかのおすし一人前」ダンス動画

奈良県警察が制作した「いかのおすし一人前」ダンス動画は、歌と踊りで楽しみながら防犯の合言葉を覚えられる人気の教材です。

項目内容
教材名ダンスで学ぼう!〜いかのおすし一人前〜
提供元奈良県警察本部
形式YouTube動画(ダンス実演版+キーワード説明版の2本)
対象幼児〜小学生
費用無料(YouTube視聴)

ダンス実演版とキーワード説明版の2本が公開されており、まずキーワード説明版で意味を理解してからダンス版で体を動かすという流れがおすすめです。

各県警オリジナル動画の探し方

奈良県警以外にも、多くの県警が「いかのおすし」に関するオリジナル動画をYouTubeで公開しています。「いかのおすし ○○県警」でYouTube検索すると、お住まいの地域の動画が見つかることがあります。

地域の県警が制作した動画は、その地域の方言や特色が盛り込まれている場合があり、子どもにとって親近感がわきやすいというメリットがあります。

動画教材を使った効果的な授業・教室の進め方

動画教材を「ただ見せるだけ」では学習効果は限定的です。以下のステップで活用しましょう。

  1. 導入(5分): 「知らない人に声をかけられたことある?」と問いかける
  2. 動画視聴(5〜10分): 動画を流し、一緒に歌ったり踊ったりする
  3. 振り返り(10分): 「いかのおすし、全部言える?」とクイズ形式で確認
  4. ロールプレイ(10分): 実際に大声を出す練習や逃げる練習をする

特に「おおごえをだす」の練習は、実際にやってみると意外と声が出ない子が多いため、動画で盛り上がった直後に実践するのが効果的です。

【塗り絵・イラスト教材】遊びながら防犯を学ぶ

塗り絵は、2〜3歳の低年齢児でも取り組める教材です。色を塗りながら「これは何をしている絵かな?」と対話することで、遊びの中で防犯意識を育てられます。

千葉県警察「5つの約束」ぬりえPDF

千葉県警察が提供する塗り絵教材は、「いかのおすし」の5つの約束をイラストで表現しており、無料でダウンロードできます。

項目内容
教材名「いかのおすしぬりえ」+「塗り絵」(2種類あり)
提供元千葉県警察 生活安全総務課
形式PDF(2種類)
対象小学校低学年
費用無料

同じページで「子ども防犯テキスト『みんなで気をつけようね』」(PDF)も配布されており、保護者向けの解説も充実しています。家庭での防犯教育にそのまま使える総合教材です。

塗り絵を防犯教育に活かすワークショップ案

塗り絵を単独で使うのではなく、以下のようなワークショップに組み込むとより効果的です。

  1. 塗り絵タイム(15分): 「いかのおすし」の塗り絵を配布して自由に色を塗る
  2. 発表タイム(10分): 「どんな場面の絵を塗ったか」を発表してもらう
  3. クイズタイム(10分): 塗り絵の場面に関連したクイズを出す
  4. 約束タイム(5分): 「いかのおすし」を全員で声に出して言う

塗り絵→発表→クイズ→約束の4ステップで、低年齢児でも飽きずに40分程度の防犯ワークショップが実施できます。

年齢別おすすめ教材の組み合わせガイド

教材は1種類だけでなく、複数を組み合わせて使うことで学習効果が高まります。年齢別のおすすめの組み合わせを紹介します。

年齢メイン教材サブ教材ポイント
2〜3歳塗り絵動画(歌)感覚的に「いかのおすし」に触れる段階。歌を一緒に歌うだけでOK
4〜5歳紙芝居塗り絵+動画物語で「なぜ大切か」を理解させる。ロールプレイも開始
小学校低学年プリント+動画紙芝居ワークシートで理解度を確認。「おおごえ」の実践練習も
小学校高学年プリント動画+ディスカッションクイズ形式で応用力を育てる。SNSの危険性も話し合う
  • 2〜3歳: 「覚えさせる」よりも「楽しく触れる」が目標
  • 4〜5歳: 紙芝居+ロールプレイで「自分ならどうするか」を考えさせる
  • 小学校低学年: 文字教材+体験学習で「実際にできる」レベルを目指す
  • 小学校高学年: SNS時代の新しいリスクも含めて応用的に学ぶ

「いかのおすし」は年齢に応じて教え方を変えることが大切です。保育園・幼稚園の防犯教室では紙芝居やイラスト教材の具体的な活用法も紹介しています。子どもの発達段階に合わせた教え方については、子どもの防犯対策完全ガイドも参考にしてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 「いかのおすし」の教材は本当に全部無料ですか?

はい、本記事で紹介している教材はすべて無料で利用できます。警視庁・県警・JSCなど公的機関の教材はダウンロードも無料です。ほいくisのみ無料会員登録が必要ですが、費用はかかりません。

Q2. 紙芝居のPDFはどこからダウンロードできますか?

JSC(日本スポーツ振興センター)の学校安全Webサイトからダウンロードできます。紙芝居「はなちゃんのかえりみち」のPDFとカードが無料で公開されています。紙媒体の貸し出しも対応しています。

Q3. 「いかのおすし」は何歳から教えるべきですか?

2〜3歳から塗り絵や歌で「いかのおすし」に触れ始め、4〜5歳で紙芝居を使って本格的に教えるのがおすすめです。ただし、この年齢では完全な理解を求めず、「知らない人にはついていかない」という基本だけ伝われば十分です。小学校入学前後に繰り返し教えることで定着します。

Q4. ポスターを園や学校に掲示する場合、著作権は大丈夫ですか?

公的機関(警視庁・県警・JSC)が提供する教材は、教育目的での利用が前提のため、園や学校での掲示は問題ありません。いらすとやの素材は利用規約の範囲内で使用可能です。イラストACは無料会員でも教育利用が認められています。商用利用する場合は各サイトの利用規約を確認してください。

Q5. 教材を使っても子どもが覚えてくれません。どうすればいい?

1回の学習で定着させようとせず、繰り返し教えることが大切です。同じ教材を何度も使うよりも、紙芝居→動画→塗り絵→クイズと教材の種類を変えながら定期的に触れさせましょう。日常生活の中で「あの人について行っていい?」と声かけするのも効果的です。

Q6. 「いかのおすし」以外の防犯標語の教材はありますか?

「ひまわり」「はちみつじまん」「つみきおに」など、日本にはいくつかの防犯標語があります。千葉県警察のサイトでは「ひまわり」「はちみつじまん」の教材も一部提供されています。各標語の違いや使い分けについては、「いかのおすし」の完全ガイドの防犯標語一覧セクションで詳しく解説しています。

Q7. 英語版の「いかのおすし」教材はありますか?

2026年3月時点で、公式の英語版「いかのおすし」教材は確認されていません。「いかのおすし」は日本語の語呂合わせのため、英語圏では異なる防犯標語が使われています。外国にルーツのあるお子さんには、イラスト中心の教材(塗り絵やイラストセット)を使って視覚的に教える方法がおすすめです。

まとめ

「いかのおすし」の無料教材は、公的機関を中心に多数提供されています。子どもの年齢と発達段階に合わせた教材選びが、効果的な防犯教育の第一歩です。

  • 紙芝居はJSC公式「はなちゃんのかえりみち」がPDFで無料ダウンロード可能
  • プリントは警視庁の公式リーフレットが親子学習に最適
  • 動画は奈良県警のダンス動画をYouTubeで視聴できる
  • 塗り絵は千葉県警察のPDF教材が2種類ダウンロード可能
  • ポスターはCanvaやフリーイラスト素材で自作できる
  • 年齢に合わせて複数の教材を組み合わせて使うことで学習効果が高まる
  • 1回で覚えさせようとせず、教材の種類を変えながら繰り返し教えることが大切

子どもの安全を守るために、まずは1つの教材をダウンロードして、今日から「いかのおすし」の防犯教育を始めてみましょう。防犯ブザーGPSトラッカーと組み合わせることで、より総合的な子どもの防犯対策が実現できます。

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この記事を書いた人
防犯設備士(公益社団法人 日本防犯設備協会認定)

防犯設備士として10年以上のセキュリティ業界経験を持つ。住宅・店舗・施設の防犯カメラ設置や防犯診断の現場経験をもとに、専門知識を一般の方にもわかりやすく発信している。

プロフィール詳細 →